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精神科医が前代未聞の「ガン治療」を始めた理由

ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!①

■治療5か月後・・・すべてのガンがなくなった!

 さらに3か月後(治療開始から5か月後)の検査では、なんとすべてのガンがなくなっていました。CA19-9とCA125という子宮体ガンの腫瘍マーカーの値は、治療前にそれぞれ86・7(CA19-9)、127・0(CA125)[2月2日]だったのが、5か月後には正常値(CA19‐9:37・0以下、CA125:35・0以下)の、それぞれ8・1(CA19-9)、7・0(CA125)[7月10日]にまで減少。CT等の画像診断でも子宮や肺の腫瘍は消えていました。そう、余命3か月と言われたBさんは、5か月で完治してしまったのです。

Bさんは、治療開始2017年2月2日から5か月後の7月10日で、腫瘍マーカーがなんと「正常値」へ変化した。

 

 

 

 

 

 このときのBさん、そしてご主人の喜びようは忘れられません。僕も、自分がずっと温めてきた治療法で、一人の女性を救えたことに感無量でした。と同時に、

「これほど早く結果が出るなんて……!」と驚き、興奮を抑えられませんでした。

 一方、某大学病院のBさんの主治医は、この結果をあまり歓迎していなかったそうです。何しろ、自分が余命3か月と診断した患者が、わけのわからない代替療法によって完治してしまったのですから。彼としては、立つ瀬がなかったのでしょう。

 Bさんは、その後ビタミンC点滴の回数を徐々に減らしていき、現在は月2回、25gの点滴を受けるだけとなっています。食事は、もう断糖ではなく普通に戻しています。余命3か月という絶望的な状況にいたのが噓のように、元気に介護施設で働いているそうです。

 このBさんが、僕がガンの治療をした第1号の患者さんです。予想をはるかに超える成果が出たことで、僕は確信しました。

「高濃度ビタミンC点滴と断糖の組み合わせは、やっぱりガンを治せるんだ」と。

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西脇 俊二

にしわき しゅんじ

医師・ハタイクリニック院長

医師。ハタイクリニック院長。弘前大学医学部卒業。1991年、国立国際医療センター精神科。92年、国立精神・神経センター精神保健研究所研究員。96年、国立秩父学園医務課医長。大石記念病院、皆藤病院勤務を経て、2009年、ハタイクリニック院長就任。10年、European University Viadrina非常勤講師。テレビ出演やドラマ、映画の医療監修でも活躍。『ハードワークでも疲れないカラダを作る糖質制限2.0』(KADOKAWA)など著書多数。



 

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